感情六号線

楽しいまま死んじゃおう。

MUD PUZZLE piece.7

高麗匠が大変フェス。

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2016.09.29

dummy-xD presents party [MUD PUZZLE piece.7]

Develop One's Faculties/夜/奇団ロマンチカ倶楽部/dummy-xD

代官山UNIT

 

匠さん、オシャレタウン代官山で3ステージの巻。

 

Develop One's Faculities

 

色々と噂のJohannesがいるDOF。

 

結果論

残念な唄

psychederic moduration

ご想像にお任せします

it is what is.

ettad

 

 

良くも悪くもJohannesのイメージが強すぎてイロモノっぽいイメージがあると思うのですが、いざライヴが始まるとめちゃくちゃく衝動的なライヴをやるから度胆抜かれた。

 

なんていえばいいんだろうな。

衝動的なライヴっていうとメンバーがみんながめちゃくちゃエモくなってて、同じところで同じようにエモくなっているイメージなんですけど、DOFは個人個人別々にエモくなってるというか。

yuyaさんがギター弾きながらステージに倒れこんでるときにruiさんとdettoさんはすました顔して演奏してるし、逆にruiさんとかdettoさんがめちゃくちゃ暴れまわってるさ中にyuyaさんは普通な顔してる。すごいバランスでライヴやっているな、と。

 

歌うyuyaさんを見るのは初めてだったんだけど、良い声だなと思ったし、微かに震えるビブラートがとてもきれい。それでいてギターしばき倒してるんだからビビる。

そして曲の最中、目を掌で覆う仕草だったり、長く伸ばされたきれいな爪が手鞠にだぶって見えた(二人は仲良しです)。

 

あとruiさんの顔面が問答無用に美しい。

 

良い意味で見る前と後でイメージがガラッと変わったDOFでした。

 

だからJohannesはそろそろ服着てもいいんじゃねぇかな。

 

Vo:和登/Gt:高麗匠/Ba:Ivy/Dr:大熊けいと

 

謎の新人ボーカリスト、初ステージ。

 

思案化水葬 shian ka suisou

tightrope

coming down

隣人は死に場所を探している

night flight. -After that in my room-

 

暗転して「まっくら森の歌」が流れて、最後の「まっくらクライクライ...」を和登さんがぼそっと口ずさむと、真っ暗な夜のはじまりはじまり。

目の前に現れた和登という黒い長い髪を後ろで結った、白い睫毛の幸の薄そうなこの歌人は、どこかで聴いたことのある声と見覚えのある前歯をしていたのだけど、どうやら違う人らしい。

 

てまr...

 

和登さんはわたしが知っているあの人より、少し擦れてる。

 

まだピースが少ないから何とも言えないんだけど、漠然と自ら始めたお話しを自らの手で終わらせるためのあれやこれといったところ。

自ら始めて、それを全て背負って引き継いで、それが終わってしまった今、自らの手で終わらせるというのは至極当然のことだよな、と。

 

それと、この日は彼の後ろにけいとがいる嬉しさを噛み締めながら見ていました。

 

最後、捌け際に和登さんは赤い手袋をはずしてポイポイッと投げ捨てて帰って行きました。

 

奇団ロマンチカ倶楽部

Vo:Hitomi/Gt:高麗匠/Ba:Lay/Dr:哲也/Key:おおくぼけい 

 

早くも5回目のライヴ。

 

ラブユー東京/黒沢明とロスプリモス

狂わせたいの/山本リンダ

どうにもとまらない/山本リンダ

夜明けのスキャット/由紀さおり

真っ赤な太陽/美空ひばり

古い日記/和田アキ子

恋のバカンス/ザ・ピーナッツ

恋のフーガ/ザ・ピーナッツ

 

狂わせたいの」のアレンジがとにかくかっこよかった。

 

何度見てもライチ光クラブスタイルのれいたまが最高なんですが。

 

最高かよ????もっとやる気なさそうに、だるそうにしてください!!!!!

 

dummy-xD

 

高麗匠、dummy-xDラストステージ。

 

susquatch

果樹園の化け物

空飛ぶバゲット

1,2,3

カラスが見た夢

mortar

analogic

「何かが動いている」

 

初めてdummy-xDを見たんですけど、匠さんが生き生きしてて、あんなかっこよくギター弾いて、動き回る匠さん見たことなかったし、匠さんにとってやっぱりここがホームなんだなと思った。

それだけにやっぱり脱退は勿体ない気もするけど、こんなかっこいいギタリストなんだから、これからの活動に期待している。

 

 

匠さん脱退前最後のライヴで、なおかつ活動を休止するというのに、アンコールがかかってもアンコールはなく、そのまま終わりというのはなんか寂しい気もしたけど、なんとなく漠然とdummy-xDらしいなという気もするし、また会えるからという意味のような気もした。

 

3ステージ、全て毛色の違うバンドでギターを弾いた匠さんのギタリストとしての幅をまざまざと見せつけられた一日でした。