前衛懐古主義 東京編
懐かしの曲オンパレード。
2016.10.17
前衛懐古主義 東京編
LIQUIDROOM ebisu
セットリストが初期四作品「document」「symmetronica」「Blue, under the imagination」「水平線は夜動く」の曲のみ。
垂涎ものの一夜です。
AMK HOLLIC
チェンジアップ
想像力
ローリング
シンメトリズム
Boys will be scrap
第12感
バイタルサイン
Truth under the imagination
サイクル
部室にて
妄想回路
制裁は僕に下る
水平線は夜動く
daaybreak syndrome
君になりたい
ニトロ
Poltergeist
優しくしないで
KARAKURI in the skywalkers
GATE
(ENCORE)
返して(新曲)
まずはセットリスト見て下さいよ...。
ド頭がAMKから始まり、立て続けにチェンジアップ、想像力とぶち込んでくるという鬼のセトリ。
— じゅじゅ (@__alansmithee) 2016年10月17日
ドキュメント、シンメトロニカ、ブルーアンダー、初期三作品のキラーチューン揃い踏みですよ...。
— じゅじゅ (@__alansmithee) 2016年10月17日
これでテンションぶち上がらないわけなかろうよ...。
わたしがcinema staffを知ったのは大学2年生のときで、無駄に音楽オタクが多いサークルだったので、当時残響に入ったばかりのド新人のcinema staffをコピーしてた先輩がいて、それで「AMK HOLLIC」を聴いたのが初めてだったんですね。
なのでちょうどこのセトリはわたしがcinema staffを知って、フェス以外でお化粧をしないバンドのライヴに初めて行った時期の曲たちなんですよ。思い入れ強め。
開演前のわたし
妄想回路が聴きたいですお願いします。
— じゅじゅ (@__alansmithee) 2016年10月17日
やりましたね。
ただ、今まで見たどの「妄想回路」よりも軽やかだった。
そもそも始まり方が軽快なジャムりから始まって、まさかこの流れから「妄想回路」始まると思わなかったし、照明も明るめで、それこそなんかもう過去のことを笑って話すようなそんな感じだった。
その「妄想回路」のアウトロので楽器を掻き鳴らして、どんどんクレッシェンドしていって、それに合わせて照明の輝度も目が眩むくらいの逆光になっていって、次の瞬間にピタッと音がゼロになってそのまま「制裁は僕に下る」始まったの鳥肌たった。
そしてなにより本編ラストの「GATE」が凄まじかった。
きのうの本編ラストのゲートの合唱が本当に凄まじくて、いつものフロアはわりと棒読みじゃないけど無感情に歌詞を読み上げてるみたいなのに、昨日は感情たっぷりに叫ぶくらいのボリュームだったんですよ。
— じゅじゅ (@__alansmithee) 2016年10月18日
それを受けた飯田がアンコールで「きょうのゲートは今まで一番凄かったと思う。エモみが溢れてた。」と言っていたのも頷ける。
— じゅじゅ (@__alansmithee) 2016年10月18日
板の上にもあの凄さは伝わっていたのね。
飯田が「今日は、昔の曲やるから来たっていう昔のファンだったり、最近知って昔の曲はどんなだろうっていう新しいファンだったり、色んな人が来てると思うから、全員に納得してもらえるライヴをしなきゃと思うと緊張した。」って話していたけど、その答えがあの今までで一番凄いゲートなんだと思う。
— じゅじゅ (@__alansmithee) 2016年10月18日
なんだか今のcinema staffが肯定された気がしてとてもうれしかった。
本人たちもシネマスタッフは最新が一番かっこいいって言ってたけど、もちろん昔の曲にはその時にしかない青さとか若さとか衝動みたいなものがあって、それを乗り越えた先にいる今のシネマスタッフが当時の曲をやるとこんなにかっこいいのかという先日の印象。
— じゅじゅ (@__alansmithee) 2016年10月19日
まさかヴィジュアル系しか知らない大学生の時に衝撃を受けたお化粧してないバンドをずっと見続けるとは当時思いもしなかったですよ...。当時はこんなこと考えもしなかったけど、わたしは別にヴィジュアル系が好きなわけじゃなくて、人生や生き様を歌うバンドが好きなんだね。
「今回が前衛懐古主義パート1ということは...?!」と含みを持たせていたのでぜひパート2で「cinema staff」と「SALVAGE YOU」という一番しんどかったところをいまのcinema staffで見たいのでパート2に期待。
ところでアンコでやる曲がもうないのでと新曲の「返して」をやったんです。
名曲だと思います。