About A Boy
バンギャルになって22年ほど、2017年にこんなことになるとは思わなかったよ。
2016.11.12
About A Boy
BiSH
渋谷WWW X
どんなバンド?とお思いですか。
「楽器を持たないパンクバンド」です。
ああ、パンクなのね。あれ?楽器持ってないの?
ええ、アイドルです!!!!!!
ファーストキッチンライフ
オーケストラ
Stairway to me
IDOL is SHiT
本当本気
KNAVE
AM I Frenzy??
My distinction
summertime
Hey gate
Throw away
生きててよかったというのなら
(ENCORE)
MONSTERS
OTNK
BiSH-星が瞬く夜に-
BiSH-星が瞬く夜に-
BiSH-星が瞬く夜に-(リフト発見の為中止)
当の本人が一番びっくりしていますとも。
そもそもなぜわたしがアイドルの世界に足を踏み入れたのか。
遡ること2014年2月、新木場STUDIO COASTで行われた「MONSTER BOX」というイベントの転換中、DJ狂犬がヴィジュアル系を中心に流していたんです。そこで聴いた女性ボーカルのギターがザクザクした曲が耳に残りました。
それがBiSの「Idol」という曲とわかったのはBiSが解散する直前でした。
BiSのことは名前を知ってる程度。まぁ、スク水ライヴとか全裸PVとかハメ撮りPVとか、よくない方向で有名でしたからね...。まさかこんなかっこいい曲を歌っているとは。
で、BiSは解散し、その半年後に「もう一度BiSをやる。」と生まれたのがBiSH。
実はBiSHが出来た当初、「BiSH-星が瞬く夜に-」のMVを見てるんですよ。
そのときは「やぱりBiSには敵わないよなぁ...。」みたいなことを思ったのを覚えています。
そりゃそうだ。
横浜アリーナで解散したアイドルと、出来立てほやほやのアイドルだもん。
時は流れ2017年10月。
たまたまYouTubeのおすすめにあった「オーケストラ」という曲。
初めて聴いたのに、なんでか知らないけど夜中にボロボロ泣いちゃって。
この人の声はなんだ、と。
ハスキーなこの声の正体はアイナ・ジ・エンド。
去年「BiSH-星が瞬く夜に-」を見たときはピンとこなかったのに、今回ここまで衝撃を受けるというはタイミングが合ったというのもあるだろうし、その時のものから未来を想像するのは難しいけれど、現在を知ると過去からの道のりが見えるというのもあるかもしれないな、と。
ここまで来るのに、当時はピンとこなくても必要な物だったんだなって合点がいくというか。
なので、漠然と来年はBiSHのライヴに行くのを目標にしようと思いました。
が、気づくと「オーケストラ」(iTunesでソッコー買った)をエンドレスリピート、家に帰ればYouTubeでライヴ映像を見漁り、しまいにはワンマンの映像をフル尺で夜通し見るなど思った以上にハマってしまい、来年の目標を年内に叶えてしまおうと直近で行われるライヴのチケットを買ってしまった次第です。
そしたら直近のライヴが男限定でした。
デビュー戦にしてはハードで試されるバンギャル感すごい。
今まで何回か男限定のライヴに行ったことあるけど熱気が凄くて火災報知器が誤作動したのは初めてです。
火災報知器が鳴り止まないなかフロアから冗談めいて「死にたくなーい!」とか「逃げろー!」とか聞こえてきた他に「チヒロー!逃げてくれー!!」の推しを心配する叫びが上がって笑った。
— じゅじゅ (@__alansmithee) November 12, 2016
火災報知器が鳴り止まなくて、おまけに電源も落ちたもんだから照明もマイクも使えなくて、仕方なくメンバーがトラメガで場を繋いでたんだけど、アイナが「椅子取りゲームやろ!」って言い出してて「椅子ないじゃん。」のツッコミに対してフロアから上がる「おれに椅子をやらせてくれ!!」の声。
— じゅじゅ (@__alansmithee) November 12, 2016
清掃員面白すぎかよ。
ライヴは最新アルバム「KiLLER BiSH」を曲順に披露でした。
BiSHはアイドルだけどどこからどうみてもバンドなんだなあと昨日初めて生で見て思った。
— じゅじゅ (@__alansmithee) November 13, 2016
今までフェスとかで遠目から見たアイドルって、自分のアイドルとしての消費期限が長くはないのを理解してるからこそ今に全力で、それがキラキラしてて、その儚さとか瞬間の美学みたいなものに心動かされるイメージがあるんだけど、BiSHにはそういう類のものはあまり感じなくて、伝えたいことを自分のアイドルとしての姿ではなく、しっかり言葉で伝えようとしているところが絶対的に違うところのような気がしたんです。
自分の上に言葉が乗っているか、言葉の上に自分が乗っているかの違いだと思うんだけど、BiSHは間違いなく後者。
— じゅじゅ (@__alansmithee) November 13, 2016
これは自分たちで作詞して、振り付けも自分たちでしているところが関係してるのかなと思ったり。
消費期限どうこうより、ずっとここで歌うためにBiSHをやってるように見えた。
これはもうバンドですよ。
まぁそもそもライヴに行った理由がアイナ・ジ・エンドの歌を生で聴きたいっていう時点でもうアイドルっつーかバンドマンなんですけどね。
あんなに人間味があって、泥臭くて、まっすぐな声はなかなかないですよ。というわけでアイナジエンドの声はいいぞ。
— じゅじゅ (@__alansmithee) November 13, 2016
それになんの曲か忘れたけど、なんの躊躇いもなくノーモーションで男だらけのフロアにダイブしてきたチッチ最高にかっこよかった。
— じゅじゅ (@__alansmithee) November 13, 2016
アンコールで星が瞬く夜にを3回回ししたときの3回目のイントロで、履いてた靴をぺっぺって脱いで舞台袖にぽいってしてたがさつなチッチもめっちゃよかった。
— じゅじゅ (@__alansmithee) November 13, 2016
あんな可愛い顔したチッチが実は一番ロックなのではと思うとギャップ萌えが止まりません。
チッチ可愛いとか言ってるけどどことなく中学の同級生に似てるんですよね。
まぁ、わたし、男子校出身なんですけどね。