感情六号線

楽しいまま死んじゃおう。

DARK DARKER DARKNESS #2 -My name is evil- SHADOWS ONLY Vol.9

影限ということでレア曲のオンパレード。

その中でも「THE AVOIDED SUN」とか「INFERIORITY COMPLEX」みたいな弱々しかったり、虚勢を張ってた頃の曲たちをいまの完全無欠のlynch.が歌うのが感慨深いなぁ、と思って見ていた。

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2016.03.08

TOUR'16 「DARK DARKER DARKNESS」#2 -My name is Evil- SHADOWS ONLY Vol.9

lynch.

LIQUIDROOM ebisu

 

珍しく悠介が本編でもアンコでも捌け際にニコッてして帰って行ったので良い日。

 

ADORE

MOMENT

vernie

EVILLY

UNTILL I DIE

STARZ

roaring in the dark

DEVI

BALLAD

CRYSTALIZE

VARIANT

PHOENIX

SCARLET

ALIEN TUNE

enemy

a grateful shit

DAZZLE

LIGHTNING

from the end

 

(ENCORE)

GREED

ANTARES

pulse_

GALLOWS

 

(ENCORE 2)

THE FATAL HOUR HAS COME

 

こちら、会場に向かう際のわたし。

どっちもやったよ!!!!

プロフェット芸ここにあり。

 

その「STARZ」の「膜を突き破る雷鳴」のところで悠介が指先を振り下ろして、どこからどう見ても指先から雷を出していたんですよ。

ついに黒魔術使えるようになってしまったか...と思わざるを得ませんでした。いいもん見た。

 

そしてこれまた久しぶりにに聴いた「enemy」の間奏の声出しさせるところでめちゃくちゃ吠えてる悠介かっこよすぎね。 

 

酷すぎる。

 

そして「血塗れの処刑台」のところでゆっくり舌なめずりをしながら首を切る悠介。

 

ちなみにこの日はギターおろすときにネックに軽くちゅってしてた。

演奏中にするねっとりするくちづけより、個人的にはこっちのほうが好き。ギターにお疲れ様って言って労っているみたいで。

 

冒頭の完全無欠のlynch.の話に戻るんだけど、それを象徴していたのが「MOMENT」で。

「MOMENT」の「僕らは歩き続けて、二度とは戻れなくなった。」を葉月はよく「二度とは戻れない。」と歌っていたと記憶しているんだけど、この日は「二度とは戻らない。」って歌ってて、ちょっと泣きそうになった。

戻れない。と、戻らない。では意志の強さが全然違うんだよ。

 

lynch.のライヴを見た後に楽しかった!だけでない気持ちが芽生えだしたのがTHE FATAL EXPERIENCE #3のゼップダイバーシティワンマン(2013年3月)あたりからで、この心が満たされる感覚は日に日に増していっているんだけど、それがこの日メンバーにも伝わってるってわかって少しうれしかったんですよ。

 

っていうのもTHE FATAL HOUR HAS COMEの前に葉月が「こんな黒くて、こんなにうるさいのに、こんなに幸せなバンドはうちだけだと思います。この多幸感っていうの?多幸感を最後にこの曲に込めます。幸せに暴れてくれぇ!!」って言っていたからなのだけど。

その時に、

 

 この2年前の男限定の葉月のMCを思い出して。

 

 

この他のどこにもないおかしなバンドの答えがきっとこれなんだなと思った。

 

たくさん幸せもらってます。