感情六号線

楽しいまま死んじゃおう。

HOROSCOPES 2016

正直こんな汗だくになると思っていなかった。

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2016.03.21

HOLLOWGRAM × STEREO.C.K Coupling Tour [HOROSCOPES 2016]

HOLLOWGRAM/STEREO.C.K

新宿LOFT

 

ありそうでなかったツーマン。

黒いバンド同士なのに、黒の性質が全く違う。

色んな色を混ぜ合わせた結果産まれた黒で少し油絵みたいな匂いがするHOLLOWGRAM。

隙のない純然たる漆黒で少しシンナーのツーンとした匂いがするSTEREO.C.K。

 

HOLLOWGRAM

 

ここにきてみる回数が多くなってきたHOLLOWGRAM。

 

adolescent

Albus

Vinyl

gasoline

KISS RAIN

世界と灰

La nuit étoilée

Rufus

Colors of human mind

Xanadu

Sentimental issues

Stand the devil's like

Pleasance Liddel

 

9GOATS BLACK OUTの終わり方を見ているとどうしても漾さんにはあの日の光の向こう側にいてほしいと思ってしまって、ピンとこなかったのが去年までの話で、ちゃんとあの日の延長線上にいることがわかって見る目が変わったのが先月のlynch.とのツーマン。

わたしは、何かが憑依したような目付きの人間離れしていてる漾さんも好きだけど、時折見せる人間味のある表情の漾さんにグッとくるんですよ。

鳥肌が立った。世界の終わりにただ一人取り残されて絶望しているようだった。

絶望のあとにちゃんと光を用意しておく用意周到な漾さん。

絶望だけあっても、光だけあってもダメで、両方あるから双方がより映えると思う。

 

STEREO.C.K

 

今回のコラボアー写の亜門仕上がりすぎてて二度見した。

 

the day

残響

squall

Repeat

Fake

Station

Fly

Loop

Vortex

Grow & Crow

Psychopath Circus

残響

 

(ENCORE)

残響

 

セットリストはあと2曲くらいタイトルがわからない曲があるし、順番も曖昧。

 

STEREO.C.Kは活動ペースがゆっくりだからセトリもいつも代わり映えしないんだけど、この日は序盤に残響とsquallを持ってきていきなりギア入れた感があってとてもよかったし、もちろんフロアのテンションも前倒し。 

 

この瀬音がエロいのなんの。

こういうステージングやらせると抜群ですよ、彼は。

 

ラスト2曲は漾さんと夢時を呼び込んでセッションでやったんだけど、そのタイミングで袖からゆきのと一也がケーキを持ってきてユアナのバースデイサプライズ。ユアナ、聞いてないよ...みたいな顔して歯食いしばって目じり下げて嘘泣きの表情。

クリームまみれの顔面のままPsychopath Circusと残響(2回目)をセッション。

 

この残響のイントロのユアナのギターを上でハモる夢時のアレンジがめちゃめちゃかっこよかったので音源化してほしい。

 

アンコが鳴り止まないため、急遽アンコールをすることになり残響(3回目)。

なお、ユアナの顔面はクリームまみれのままの模様。

 

 

ちなみに曲間のメンコに対しても、わざわざ振り返って「んだよ!!!」とか言って客にメンチ切ってて笑った。

 

瀬音の表情を見て、いいツアーだったんだろうなと思った。

ボーカリストとして、表現者として、漾さんとツアーを周れたことはきっと彼の財産になる。

あんな楽しそうな瀬音を見るのは初めてかもしれない。

 

セルムの辞め方を見ているので、こうやって彼が笑える居場所があることを心からよかったと思った。